3週間経ちました
17年間一緒に暮らしてきた猫の染ちゃんが亡くなってから、もう3週間が経ちました。
家の中にいると、ふとした瞬間に染ちゃんの匂いを感じることがあったのですが、3週間経った今はそういうこともなくなってしまいました。
だんだん匂いや手触りなどの記憶の輪郭が曖昧になるのと共に、鋭い悲しみも鈍い寂しさへ変わり、猫のいない家に慣れてきています。
先代猫コケちゃんの時から猫生活31年間で身についた生活の習慣。
明け方猫が入ってこられるように、寝室の引き戸を全部閉めずに少しだけ開けておいて寝る習慣。
わたしのベッドで昼寝している染ちゃんを確認する習慣。ベッドにいなかったらどこで寝ているのか探す習慣。考える前に目が勝手に探しちゃう。
朝起きたら、何をおいても真っ先に染ちゃんのブラッシングをする習慣。
なんちゃって長毛種の染ちゃん、ご飯よりも先にねだるくらいブラッシングが大好きだったのです。忙しい朝だけどブラッシングが最優先。お洗濯物干すからちょっと待っててね、なんて言い訳してたもんです。
染ちゃんが亡くなってすぐのころは、朝起きてまず何をすればいいか、混乱して思わず座って考え込んでしまいました。最近ではコーヒー入れてのんびり飲んだりするようになり。
そんないろんな習慣もだんだん遠い記憶になりつつある日々。
出窓の猫たち
暑い夏以外は出窓のスペースが猫のお気に入りの寝床だったので、ここに誰もいないと本当に寂しくて寂しくて仕方ありません。
兄妹猫の麦太くんがいたころは猫団子になって。
麦太くんが9歳で亡くなったあとは、17歳まで一人っ子として生き抜きました。
それまでクールだった性格が、甘えん坊猫に大変身したけどね。
すぐ手の届くところに染ちゃんがいた、手触りの記憶。
1昨年1度ハマった水耕栽培
実は、以前1度窓辺でできる水耕栽培やってみたことがあります。
YouTubeや達人のblogを見て、これならできるかな?って。
材料はすべて百均で調達するというもの。
染ちゃんもいるので、出窓半分くらいに置かせてもらって、これまた染ちゃんがいるのでハーブとかは育てないようにして。
チマサンチュという焼き肉レタスが成長速度も早くて育てやすかったです。
染ちゃんはレタスをかじったりすることもなく、バッチリ共存してくれました。
本当にできた猫だったよね。
しかし、去年の冬は出窓のブラインドの光調節のレバーが壊れてしまい、水耕栽培お休みしていたのです。
その後、2月になって染ちゃんの鼻腔内腫瘍がわかり、それもあって…。
出窓のブラインドはカーテンに模様替え。
再び水耕栽培にトライ
出窓を緑でいっぱいにすべく、種を購入し、種まきしてみました。
昨日百均へいって、出窓に置くラックを買ってきて2つ並べてみました。
もう夏だから種まきしても育たないかな?なんて思ったけど、室内だしなんとかなるかな。
ルッコラ、コリアンダー、イタリアンパセリ、ミントの種蒔きしてみました。
パクチーはまだ反応なし。
ルッコラはスポンジにまいてみたけど、コチラはもう芽がでてきましたよ!
うまく育つかな?
夏の間も少しは緑が見られると嬉しいのですが。
秋になったら、また大きい容器でレタスを育てよう。
レタスが窓辺でたくさんフサフサ育ったら、そのときは猫のいた日々をより穏やかに思い出せるようになってるかな?