ハイドン・五度、今回が最終回 4楽章です!
印象的なメロディーで始まる第4楽章
YouTubeのカルテットの皆様カッコいい…。
しかし、もちろん私達はこんなテンポじゃ弾けません(笑) YouTubeの再生速度のマイナス0.8くらいです。
このあと2ndがメロディーを担当。ここは2nd的に大変燃えるというか、美味しいところ。
印象的な重音
この1stが単独で下降音型をダブルで弾くところ、非常に面白いところで好きなんです。が、弾くの難しいw 速いテンポだとなおのこと難しいです。
このフレーズとかもそうですが、随所に重音でアクセントを付けるようなところがあります。このへん、構成が巧みだな〜と感心する反面、やっぱりハイドンって1stばっかり難しいじゃん!とツッコミを入れたくなりますね〜。
美しいDdurへの転調
後半180小節目でDdurに転調し、そのまま最後までDdurで終わります。この転調のところでチェロがピタリとお休みになり、上3パートで、時にはバイオリンパートのみでの柔らかいフレーズが効果的。急に天国に行ったかのようになります。
やっぱりハイドンって上手いな〜と思います。
結尾部はチェロがずーっとDの音ばかり弾いていて、ズッシリ安定感がある感じ。
そこから最後はみんなで三連符で終わるんですが、その前のところでチェロが装飾音付きのDを3回弾きます。ここのところ、合奏していて「ん!?今チェロさん何弾いたの?」みたいな感じになって、楽譜を見たら装飾音符だったという。
これが良いスパイスになってるんですな。やっぱりハイドンって上手いな〜とまたもや思います。
大満足の「五度」
カッコ良い曲で大満足!しかも合わせるのがそんなに難しくないです。皆様も是非是非チャレンジを〜!ただ、やっぱり1stは忙しかったですけどね。少しでもテンポアップできれば良いのですが、なかなかね〜。
この曲以外に別のところでやはりハイドンのカルテット「日の出」っていうのをやる予定。なんのかんのでハイドンが続きますが、こちらは見たことも聴いたこともない新曲。幸い2nd担当なんですが、空いた時間で譜読みしなくちゃ。早めに楽譜印刷しなきゃね。
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