アンサンブルの重要性
木曜日はオケ錬、金曜日はカルテットとなぜか立て込んだバイオリンイベント。
日曜日は横浜のご近所アンサンブルでした〜。
実はね、ここは前はアマチュアの指揮者がいたんですが都合で来られなくなり、「本当の(指揮者なしの)アンサンブル」になってます。
最初こそ「数数える人ほしい」「メトロノームほしい」なーんて言ってたんですがね、今では個人個人が人の音をよりしっかり聴いて、そりゃまあつまづいたりズレたりするんですけどね、なんとか自力で復帰できるように。
この「自力で復帰」これが大変重要!本番ではやり直しってことが絶対ありえませんからね〜。
ま、そうは言ってもまだまだ課題満載ですが…
私も初心者のころはアンサンブルの何たるかがイマイチわかってなかった気がします。下手なりに20ウン年弾いてるとそのへんは進歩した感がありますなあ。
ヘンデル 合奏協奏曲op.6-7
さて、日曜日の合奏はこのヘンデルが新曲でした。
このように特に難易度も高くない曲なんですが、先程のアンサンブルの話でいくと、1のLargoから2のAllegroへ行くところ。こういうところでアンサンブルのみで演奏する時は、必ずコンサートマスターを見るとか息を合わせるとか、ようするにアイコンタクトが必須になります。
Allegroの後半、フェルマータで止まって全員3拍目から出るところ。こういうところもアンサンブル力問われるとこですよね〜。
当たり前のようだけど、このへん意外とご近所横浜のアンサンブルではやってなかったところなので、いい機会だから練習できるといいなあ。
なんて書いておきながらアレですけど(笑)わたし3楽章のLargoでやらかしちゃいました!
この日はコンミス氏がお休みで何と私1stひとりだけ。ゆっくりテンポなんで途中で落ちちゃって演奏止めちゃった(汗)
きれいな楽章です。
がっ、こういうゆっくり楽章ほど油断大敵ですな。
4楽章 Andante,5楽章Hornpipeは1stと2ndの上のパートだけが大忙しという妙な構成。
ホーンパイプって、そういう楽器があるのかな(バグパイプ的なw)と思ってたらフォークダンスの一種だそうです。これも相当テンポ落として弾いたんですが結構忙しい曲で間違えまくりました。
ヘンデルってバイオリン初心者のころは「バイオリンソナタ」が必須曲でしたよね。
合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)もまた、アンサンブル初心者の必須曲。弦楽器的に色々お世話になる割にはあまりヘンデルさんについて詳しくないんです…(失礼!)ドイツ出身、イギリスで活躍。位は知ってますが。
弾いてて思うのはイタリア的に明るいよね。バッハ弾いた後だと余計に感じます(笑)
バイオリンも他の弦楽器も、イタリア・オペラ的に明るく美しく歌いたい曲ばかり。
モーツァルト 弦楽四重奏曲第21番 K.575「プロシャ王 第1番」
ヘンデルのほかはプロシャ王の第4楽章に初めてチャレンジ!
今日の練習メニューでは一番難しい曲。
こんな感じで三連符の掛け合いが全パートにあります。この前のクラリネット四重奏曲もそうだけど、後期のモーツァルトってこういうの多いですね。
さぞかしつまづいて進まないだろうな〜と思ってたら、何と!
一発で通りました。(わーい)
これもアンサンブル力向上の一端か…
次の練習は再来週なんですが、それまでに忘れないようにしないとね。(アマチュア演奏家の場合これが結構「あるある」です。)